ソルジャー・オブ・ラヴ
シャーデー
SMJ
発売日 2010-03-03
1980年代中盤に彗星のごとく音楽シーンに登場しジャジーでソウルフルな欧州発エレガント・ポップ・ブームの先鞭をつけたシャーデー。寡作で知られる彼女たちだが、実に10年振りとなる待望の新作が届けられた。現代的なビートを纏って新たな魅力も振りまいているが、基本的には不変の音楽性を今回も聴かせてくれる。どちらかというとブルージーでメランコリックなトーンの楽曲が中心となった時代を映し出した一枚でもある。(ADLIB2010年3月号)
10年ぶりの新作、相変わらず期待を裏切らない見事なサウンド 2010-03-04
10年ぶりの新作ということで・・CDショップの視聴器で聴いて3曲目「MORNING BIRD」のイントロの美しいピアノでノックアウトされ、迷わず購入。
何度か繰り返し聴きましたが、安定感のあるサウンドです。時代の流行などこのSADEはまったく左右されずちゃんとした自分達の柱がしっかりしてます。
ライナーではボーカルのシャデー・アデュが「何か言いたいことがある時にしかアルバムを作らない」とコメントしてる。8年とか10年スパンでアルバムを出す洋楽アーティストは珍しくないですが、これだけのクオリティの高いアルバムを提示されたら何も文句を言う気にならない。
(1)「THE MOON AND THE SKY」や(7)「BRING ME HOME」の綺麗なギターサウンドは何度も繰り返して聴いてます。
42分というトータルタイムも程よく聴きやすいです。